
成田空港高速鉄道@(成田線分岐点〜空港第2ビル)
↑成田線へ直通
『成田空港高速鉄道』の運営方法は、
一般的な『JR』や私鉄路線とは少し異なっています。
直通している路線である、『京成線』『JR成田線』は、
線路を保有していない、第二種鉄道事業で、
線路を保有しているのは、
『成田空港高速鉄道』という京成グループの会社です。
かつては、成田新幹線の用地として建設された地を使い、
複線で建設された路線施設を、
『京成線』と『JR成田線』に分け与えているのです。
『成田新高速鉄道線』の開通により、
『京成線』に新たな路線が乗り入れる形になっています。
※撮影時は、『成田新高速鉄道線』開通前のものです。
開通後と見比べて見てください。

「成田線分岐点」を通過した『成田線』は、
そのまま、『成田新幹線』になる予定でした。


カーブしながら、高架に上っていきます。

やがて高架に上りきると、
そこには、『成田新高速鉄道』の用地がある事が分かります。


根古谷信号場

「成田」〜「空港第2ビル」間は駅間距離が長い割に、
単線なので、
途中で列車行き違いのための信号場があります。
それがこの「根古谷信号場」なわけですが、
『総武快速線』からの直通列車は
15両編成なのでこのように長く、信号所が取られています。
いずれは、『成田新高速鉄道』の線路の一部となるらしく、
この信号場が果たす役割も終わりを迎えるようです。

「根古谷信号場」を抜けて行きます。


トンネルが続いていき、やがて地下区間へ入ります。

空港第2ビル
2面2線

成田空港高速鉄道
(京成本線直通)
に乗り換え→
成田空港の第2ターミナルに直結する駅で、
『JR線』と『京成電鉄』それぞれが、1面1線を使用しています。
日本を代表する空港駅なのに、
単線駅だったりします。
『成田新幹線』の用地として建設されたものの、
建設が白紙になったため、
このような姿をしているのです。
『JR線』の方は、「成田信号場」から、
「成田空港駅前」までずっと単線になっています。
この空港駅は、成田空港問題のため、
改札出口の先に、“セキュリティエリア”があります。
パスポートなどの身分証明書の提示、手荷物検査もあるので、
むやみやたらに外に出られませんが、、
『京成』『JR』間の乗り換えの場合は、
セキュリティエリアは通過せずにすみます。
成田空港高速鉄道A()へ→

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